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ども、できれば絵が上手くなりたいと願っているendyです。
●デブキャラ
実は４ヶ月ほど前からダイエットを始めた。
理由は当たり前だが、痩せるためである。
気がついたらズボンがきついのなんの、いつの間にか苦しいサイズのものはタンスの奥にしまいこみ、いつも足を通すのは２本となってしまった。
いかに世の中デブキャラタレントがもてはやされようと、いざ自分がそのポジションになると思うと心中複雑である。
そもそもデブキャラは、誰が見てもデブでなければいけない。
「そういえば太ってるねぇ」程度では、成立しないのである。
このままデブキャラになるほどの勇気もないので、ダイエットすることにした次第だ。
●運動不足
ダイエットと一口に言っても様々な方法がある。
食事や運動が基本だろうか。
それほど大食いだとは思わないが、食べたいものをがまんするのは避けたい。
かといってリンゴだのこんにゃくだのをたらふく食うのもどうかと思う。
やはり運動だ。
そういえば、ここ最近運動をしなくなった。
というよりも動くことがなくなったとでもいうのだろうか。
自宅では食事が終わると、すぐにソファの上にツタンカーメンのように横になり、気絶するまでテレビを見続ける。
まるで絶対安静の入院患者のようである。
そんな生活がここ数年続いていた。
自宅と勤め先の交通手段は車を利用しているので、歩くことはほとんどない。
駐車場までの徒歩くらいなもの。
一時期、自転車通勤にチャレンジしたが、今年の猛暑のような状況下、スーツ姿で通勤するのは地獄、ということで早々と断念した。
●テレビ見ながら
実は以前から「行ってみたい」と思っていたところがあった。
スポーツジムというヤツである。
１年ほど前、車で数分のところに新しいスポーツジムができた。
近くを通る度に、大きな窓の向こうでいつも外を向いてひたすら走っている姿を見ていた。
たまたま運動不足を気にしている友人がいたので、「じゃ一緒に」ということで入会してみることにした。
新しいジムということで、設備は新しくキレイだった。
スタッフもいつもニコニコで、よく話しかけてくれる。
まぁそれは某ハンバーガーショップのマニュアルに似たようなものなんだろうが、どうしていいのかわからない初心者にとってはありがたいものだ。
ここで一際私の目を惹いたのは、各マシンの前にセットされている液晶テレビだった。
ここではバイクをこぐ人もベルトコンベアの上で走る人も、ヘッドフォンをしてテレビを見ることが可能なのだ。
テレビを見ながらであれば、走る苦しさも半減するかもしれない。
これがここに通うことを決心した最大の理由だった。
●効果あり？
テレビが功を奏したのか、通い始めの私は週５日ほどのペースで最初の１ヶ月をこなした。
自分でも驚いたが、自分を苦しい状況にするのはキライではないのかもしれない。
自分の中でノルマを決め、ひたすら走り、ペダルをこぐ。
終われば、サウナに入り汗を流して帰るという２時間半くらいのコースである。
これだけ通えば効果もちょっとは出ようというもの。
１ヶ月ほど通った段階で、タンスの奥にしまっていたズボンは以前のようにはけるようになった。
体重はさほど変わらないのだけど、だぶついていた体中の肉が多少しまってきたことが実感できた。
このことが嬉しかったのか、自分で決めたメニューを毎回続けることにした。
●ガラスの向こう
どうやら効果が実感できたこのジム通いであるが、未だにチャレンジできないことがある。
それはスタジオの中でインストラクターと一緒にやるプログラム。
エアロビクス、ボクササイズ、ヨガなど様々なプログラムがあり、スタッフの人にも勧められるのだけれど、まだ一度もやってない。
恥ずかしいのだ。
どうも知らない人と仲良く一緒のことをするのが苦手らしい。
壁一面の大きなガラスの向こうでは、ヘッドフォンマイクをしたインストラクターが、これでもかというほどの笑顔で声をあげている。
それを聞きながら、みんな汗びっしょりになって手をあげ足をあげている。
「あんなこと恥ずかしくてできんばい」と思いつつ、ついついかわいい娘はいないか美人はいないか、ついつい目をやってしまう。
※ざいだん出前コンサートVol.44のリポートをアップしました。
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