カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

天変地異 by かなこ

2004/10/25

一昨日の新潟県中越地震・・・。
テレビで知ることしか出来ない私ですが、おそろしい天災に見舞われた被災者の方々は
眠れぬ日々、苦痛・不安の時間を過ごされているのですね。
心からお見舞い申し上げます。

私は足の不自由な年老いた母と暮らしています。
こういう災害に見舞われた時、私は咄嗟にどう対処できるでしょう・・・。
考えただけで大パニックになります。

昔・・・。(いつのことかは忘れてしまいましたが、中学生の頃だったような・・・。)
当時の私としては、心臓がキリキリするほど恐ろしい大きな揺れを体験した時のことでした。
私は床より50cmくらい上の棚にあるお仏壇を、一人で下ろしたことがありました。
なぜ「お仏壇」を下ろそうと思ったのかは今もって分かりませんが、とにかく「守らなければ!」と思ったのでしょうね。
地震が収まった時に、いざそのお仏壇を元の位置に戻そうとしても持ち上げられなかった私でした。
「とっさの時の異常な力」は、私自身驚きの実体験でした。
その時の揺れは震度4〜5くらいだったと記憶しています。
今回は、幾度も震度6強や震度5強の地震が繰り返されたとか。
何が起こったのかすらわからないほどの恐怖だったことでしょう。

娘が学生の頃、ある災害訓練の日に、彼女はバスに乗って避難所に向かうというシチューションへの訓練に参加をしたようでした。
帰宅後、
「ママ 本当に大きな地震があったら、道路は寸断されているかもしれないよね。
バスや車で学校から避難所に向かうなんて出来ないかもしれないよね。
停電の夜だったら徒歩で避難所に行くことだって無理だよね。
訓練は訓練で大切だけど、想像できないほど怖い現実に遭遇するんだよね・・・。」
と沈痛な面持ちで話していたことを思い出します。
北海道には大きな活断層が8つもあるとか・・・。
いつ大きな地震に見舞われてもおかしくない状況ということですね。

つい先日の台風23号の被災地の方々のその後はどうなっているのでしょう・・・。
次々に発生する災害の最新ニュースに気持ちが動きますが、それ以前の災害被災者の方々とて、今だ落ち着かれない日々のこととお察しします。
天災・・・。自身を守る術は何なのでしょう・・・。

天変地異・・・。
これ以上災いが起きないことを祈るしかありませんね。

第13回秋韻コンサート(9/11)のリポートをアップしました。

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