ども、北国育ちでスキー未経験者のendyです。
●今年も寒いか
昨年の冬は函館地方はものすごい大雪で、街のいたるところで見たこともない除雪後の雪山が出来ていました。
昨年ほどではないと思いますが、今年も随分と厳しい冬になりそうです。
実は函館は北海道にありながら、クリスマスに雪が積もってないという冬が何年も続いていました。
昨年の冬までは「暖冬」という言葉がよく使われるほど暖かい冬でしたが、そういえば、私の子供の頃の冬ってもっと寒いイメージでした。
今年はこのままだと、ホワイトクリスマスになりそうです。
●事故現場に遭遇
以前にも触れたことがあるのですが、冬になるとコワイのが車の運転。
今週は積もった雪が夜になって凍り、ツルツルガタガタの道路をノロノロと車が走るので、どこもかしこも大渋滞です。
実は昨日の帰りに事故現場に遭遇しました。
今朝の新聞によると、おそらく被害者であろう20代の女性はお亡くなりになったとのこと。
加害者であろうと思われるトラックの運転手も20代。
ツルツルガタガタの道路でスピードなんぞ出せない状況ではないかと思うのですが、その渋滞具合がイライラをつのらせ、普段と違う行動にさせてしまったのかもしれません。
クリスマスを目の前にして、何とも悲しい出来事です。
●毎日どこかで
私も車を運転している以上、加害者にも被害者にもなりうる可能性は十分にある訳で、こういう事故に遭遇してしまうと、少なくとも自分から事故の原因になるような要因は作らないようにしないといけないと痛感してしまいます。
交通事故は毎日どこかで発生し、そして誰かの命を奪っています。
その毎日起きているという日常さが、自分の注意力や警戒心を緩めてしまいます。
飛行機事故も列車事故もいざ起きてしまえば、多くの命を奪う大惨事となりますが、交通事故はトータルして考えればそれ以上の大惨事と考えることもできるのです。
●白い冷蔵庫
随分前ですが、東名高速道路で事故に遭遇したことがあります。
ちょうどバンドでのミニツアーで大阪から東京に帰るときでした。
前方にちょっとした渋滞が視界に入り、スピードを緩めた時でした。
後ろの方で「ガツン!」という音がしたので振り返ってみると、車の左後方から白いスズキジムニーがゆっくりと私たちの車に向かってきたのです。
まるでそれは冷蔵庫がきりもみ状態で飛んでいるように見えました。
ジムニーは運転席をかすり、さらに転がっていきました。
原因はジムニーの後ろを走っていたトラックがいねむりをして、ジムニーにぶつかった為、飛ばされてしまったようです。
転がっていくジムニーは屋根のないオープンタイプ。
「もう、これはダメだ」誰もがそう思いました。
●奇跡の二人
実はその十数分前、サービスエリアのガソリンスタンドでその車とすれ違いました。
そのジムニーにはおそらく恋人同士であろう二人が仲良く乗っていたことをすぐに思い出しました。
すぐに私たちは車を路肩に停め、彼らを探しに行きました。
するとヨロヨロと二人が歩いてくるのが見えました。
どうやらジムニーについていたロールバーが幸いして、大怪我には至らなかったようです。
まるで奇跡でした。
今でも事故の話を聞くと、あの時の飛んでくる白い冷蔵庫と、助かった二人を思い出します。
いつ起きても事故は悲しい結果になってしまいますが、年末年始、皆様も事故には十分お気をつけください。
※12月のスケジュールをアップしました。
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