カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

インフルちゃんだった! by かなこ

2005/03/07

2月28日のカナコラムの続編とでもいいましょうか・・・です。
やはり私はインフルエンザでした。
現在はかなり回復しましたが「今年は長引く人も居ますよ!」とお弟子さん達に教えられ、まだ恐る恐る生活しています。

さて、超久々の高熱発生は丸2日間続きました。
土曜日の夜中に発熱した訳ですから、
「夜間急病センターに行けばよかったのに〜」
「休日当番医に行けばよかったのに〜」と後日言われました。
私がかかりつけの病院に行ったのは月曜日朝ですから、手当てが遅れてしまったのでしょうかね。

病院での数コマ報告。
とっても暖かいはずの病院の待合室ですのに、私は寒くて寒くての先週月曜日。
モコモコのあったかジャケットの内側から両腕を両袖に通し、包まれるようにして診察の順番を待ちました。
この時も38.5度の発熱中、いよいよ診察室へ。

「来ましたかー!うん!インフルエンザの顔だわ!」が親しくさせていただいているM医師の第一声。
インフルエンザの顔ってあるのですね〜。
初めて知った事実!

私「予防注射したんですのにね・・・。」
医「仕方が無いんです。避けられないことってあるんです。

  私も先週エライ目に合いました。」
私「先生もインフルエンザだったんですか?」
医「仕事休めないしね〜。咳がひどくて眠れなくてですね〜。

  昨日ようやく少し眠れました。加奈古さんは♪三日遅れ〜の〜♪ですね。」
M医師から言わせると、私はどうやら「三日遅れの患者」(?)。
医「点滴しますから、もう少し待ってくださいね。」

長椅子で待ちながら診察室前の貼り紙に目をやると・・・。
『和服での御来院は診察や検査の妨げになりますのでなるべくご遠慮ください。』
と書いてありました。
確かにそうですよね。
和服オンリーの時代は医学とてそれなり・・・。
その頃のインフルちゃん対策ってどんな感じだったんだろう?
などと少し感慨深かったりしました。

あるお婆さんが「今日はとても空いてるわねー!」と、誰に言うでもなく結構響く声で独り言。
ふと、そのお婆さんに目をやると、昔ながらのガーゼのマスクで口だけを隠していました。
鼻の穴は丸見え状態。
やはりマスクって鼻も隠した方が様になるようですね〜。(笑)

「鼻水を採取してくださいね〜。」と細くて長〜い綿棒を渡されました。
実は熱のせいでしょうか、思考回路がいつにも増して変だった私は、
「左右どっちの鼻でもいいんでしょうか?」
と尋ねそうになったんです。
後から思うと恥ずかしい。
マヌケなこと聞かなくて本当に良かったです。
(危なかったー!)

かくして点滴を終えた後は嘘のように体が軽くなり、インフルエンザの苦しみは軽減しましたが、足元はまだフラフラしつつ帰宅しました。

二日後、お腹がキリキリ痛みだしました・・・。
またまた病院へ。
「加奈古さんのインフルエンザですが、しっかりB型でした。かなりのダメージ(炎症)受けてますね。腹痛もその影響でしょう。大腸がまったく動いてませんね。」とのこと。
もともと胃腸は丈夫な方ではありませんから、弱いところにしわ寄せがくるのでしょうね。
その日も点滴を受け薬を貰って帰宅しました。

さて、4日・5日は今週末開催の出前コンサートSPのリハーサルでした。
リハ―サルを欠席せず、無事終えられてほっとしています。
学級閉鎖ならぬお稽古閉鎖をしてしまったお稽古日もあり、お弟子さん達には本当に申し訳ありませんでしたが、お陰様で健康の大切さを再確認した日々でした。
出前コンサートSPでは思いっきり弾いて、思いっきり歌います!
このコンサートとインフルエンザがドッキングしなくて本当に良かったです。

皆様もお風邪をひかないように!
インフルエンザにかかりませんように!です。

3月のスケジュールを更新しました。

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