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ども、楽器は熟女もＯＫよのendyです。
●今年の朗報
１２月も半ばとなり、今年もあとわずか。
このコラムも今年はあと３回です。
皆さんの今年はどんな年だったでしょう？
毎年のことではありますが、私も今年はいろんなことがありました。
その中でも特に大きな出来事は、かた焼きそばとの再会でした。
以前にも書きましたが、私はかた焼きそばが大好きです。
しかし私の住む函館には、私がイメージするかた焼きそばをメニューにしているお店はありませんでした。
今年の春、そんな私に朗報が訪れます。
ネットからの情報で、会社の近所の中華屋さんが、メニューにはないけれどかた焼きそばを作ってくれるというのです。
食べに行ってみると、私のイメージとはちょっと違いましたが、それでも私には大発見で、その店ではそれしか食べなかったほどです。
●第二の朗報
そんな私のかた焼きそば好きを知った知人が、「他にもかた焼きそばを作ってくれる店がある」という情報を教えてくれました。
やはりメニューにはないけれど、注文すると作ってくれると言うのです。
場所を聞いてみたら、私の自宅の近所です。
そんなお店あったっけ？と思いつつ、会社の昼休みに行ってみました。
見た目はどうということのない普通の街の中華屋さんです。
函館のグルメ情報でも、よく名前があがっているお店でもありません。
中に入って、知人に言われたとおりに「かた焼きそば、出来ますか？」と聞きました。
「はい、出来ますヨ。」
愛想よく応えてくれたご主人を信じて、出来上がりを待つことにしました。
函館ではかた焼きそばを頼む人はほとんどいないので、揚げた麺のストックはありません。だから麺は揚げ立てです。
具はしっかり油通しして、アンは自家製スープで仕上げます。
●６００円の幸福
これが美味しかった、実に美味しかった。
私が今年食べたものの中で一番美味しかったかもしれない。
それからというもの、私は通いました。
普段の昼食はお弁当なのですが、外食しなければならないときは必ずそのお店に出かけました。
会社からそのお店まで、お昼を食べに行くにはかなり距離があります。
そこで時間を少しでも短縮するため、車でそこに出かける時に事前にお店に電話をかけ、かた焼きそばの準備しておいてもらうことにしました。
今では「あのー、かた焼きそばです。」で話が通じるようになりました。
しかもこのかた焼きそば、６００円なんです。
６００円でこんなに幸せになっていいのかなって感じです。
●かた焼きそばの裏にドラマあり
実はこのかた焼きそばには裏話があって、このお店を紹介してくれた人というのは、お店のご主人の奥さんの弟さんだったのです。
後でそれを聞いたときにはホントにびっくりしました。
その方は私のコラムを読んでくれたことがきっかけで、今年知り合いになったばかりの人。
この時ほど、ネットでコラムを書き続けてよかったなと思うことはありませんでした。
でももし私が「ここのかた焼きそばはあまり美味しくない！」なんて言ったらどうなってんだろうと思うと、ちょっとコワイです。
何度か会社の人と一緒にそのお店を連れていき、一緒にかた焼きそばを食べるのですが、「まずいとは言わんが、これのどこがそれほどまでに旨いというのだ？」という顔をされます。
いいのです、私さえ旨ければ。
さぁ今日も行くぞ！いざ、かた焼きそばへ行かん！
※筝曲美音和会
社中交流会のリポートをアップしました。
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