昨日は函館に初霜・初氷が観測されたそうです。
秋の深まりが日々濃くなって、冬への道を歩いている。
北海道は冬が長いので、余計に秋の短さを感じるのでしょうかね。
私の部屋の窓からは庭の紅葉(もみじ)が見えるのですが、塩害で枯れ葉のようになった葉っぱ達に混じって、赤い美しい葉が風に揺れています。
その葉が小刻みに揺れる様は、何かを語り合っているように見えたりします。
木々の葉に射す陽の光と陰、小さな世界。
しっとりとした秋の時間・・・。
こういう時ってどんな音楽が似合うのでしょうね。
映画音楽かしら?それもロマンチックな映画音楽。
静かなJAZZを聴くのも良いですね。
私は「レフト アローン」が聴きたいかな〜。
でも時としては何も聴こえない時間がご馳走・・・と思う日もあります。
音楽が好きで、毎日聴きたいしお筝を毎日弾いていたい私でも、秋の静けさは「美味しいご馳走だな〜」と思うこともあります。
空気の音までが聴こえてきそうな静けさ。
時計の振り子の音、置時計の音、自分の心臓の声、普段気にしたこともない音が聴こえてきて、それらがいとおしいと感じる季節でもあります。
「物思う秋」とはよく言ったものですね。
家の「庭」にアカゲラ(野鳥)が遊びに来ました。
綺麗なかわいい鳥でした。
来年の今頃はどんな秋を迎えているのでしょうね〜。
ある友人が「こうやって月日は流れ、アッという間に四捨五入すると還暦という年になって・・・」というメールが最近届きましたが、これはちと寂しすぎる・・・。
なぜか知らねど昨日は感傷に浸った「とっても秋」な一日でした。
※第13回秋韻コンサート(9/11)のリポートをアップしました。
|