カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

野外ライブの敵 by かなこ

2004/06/28

昨日27日、第二回「はこだて新発見野外ライブ《音力》」が市内の大きな寺院(東本願寺函館別院)の境内特設ステージにて開催されました。
我らユニット K's crew 他、函館市出身の歌手、市内の音楽家達などが出演しました。
しかしあいにくの小雨模様でおまけに寒い朝。
「こりゃ〜困ったぞ・・・。」と空を眺めていましたら、午前11時頃にはお日様も顔をのぞかせてくれました。
その後、少し暑くもなってきて「お陰さまだわ!」でした。
(日頃の行いが良いから?)
私達の出番はPM1:00からでして、9曲演奏してきました。
その様子はendyさんが後日リポートをアップしてくれると思います。
(お楽しみに!)

さて、野外での演奏や如何に・・・の話に移ります。
私個人としては野外での演奏経験は5回目。
K's crewの一員としては2回目。
雨天の場合は屋内での演奏に変更されるかあるいは中止になりますので、演奏途中で雨に降られる以外はさほど「雨の心配」は無いのですが、一番の問題は「風」。
何故なら譜面を飛ばされるし、強風の場合は譜面台ごと飛ばされそうになりますからね。
筝のみでの演奏の場合は暗譜をしている曲を弾けば良い訳で、譜面は不必要ですから多少ヘアスタイルが崩れようとゴミが飛んでこようと、自分さえ平然として弾いていればどうってことはないのです。
が、K's crewでの筝演奏は曲毎の調弦変えや、曲中での転調も多く複雑なので難易度は大。
なかなか暗譜ができないのが現実なのです。

そこで登場するのが「強力磁石」。
譜面が風に持っていかれない為の必須グッズ。
先日100円ショップで「強力磁石」を見つけたときには、思わずニヤ〜リ。
「これで楽勝!」みたいな笑みがこぼれ、たくさん買ってきた私なんです。
風が強く吹く日ではなくてもいつ突風が吹くやもしれず。
強力磁石が譜面を押さえてくれたお陰で安心して演奏に集中できました。

ところが一難去ってまた一難。
一匹の蜂が筝の音に誘われて?なのでしょうか、私の手元に遊びに来ちゃって筝の上でウロウロするんです。
私は飛ぶ虫が大変苦手なものですからちょっと困惑しましたが、虫除けスプレーを腕にタップリとしみ込ませておいたので、平然と弾けました(笑)。

ふと、昔の野外での演奏シーンを思い出しました。
それは札幌雪祭り会場でのこと。悲惨な?思い出なんです。
(次回カナコラムにつづく)

函館音楽協会春季定期演奏会第92回函館三曲協会演奏会のリポートをアップ。

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