カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

仁義なき抗争 〜カラス編〜 by かなこ

2004/05/10

今日5月10日は愛鳥週間の初日。
自然の中にいる野鳥を観察する時って、人間も自然の中に住む共存者といいますか、自然の豊かさの恩恵を感じる優しい気持ちになるのでしょうね。

「日本野鳥の会」
この存在を目の当たりに拝見したのは、お恥ずかしくも紅白歌合戦の時。
鳥ならず人が掲げた紅白の数の統計ウォッチング光景が、私の中ではインパクトのある姿でした。
ちなみに大きなホールでの演奏会の時などで、
「今、何人くらいお客様が入っているのかしらね〜。」と言う私に、
「私が日本野鳥の会のメンバーだったら、いち早く目算できるかもしれませんね〜。」

という門人(失礼ですみません。)

野鳥・・・。
我が家の庭にも綺麗な鳥が時々遊びに来てくれます。
数年前、庭に餌場を作り、リンゴやひまわりの種を置いていた時期がありました。
そこには「キーキー」とけたたましく感高くさえずる二羽の鳥が訪れていました。
鳥に関しての知識など皆無な私。
その鳥の名を調べることもなく、手っ取り早く「キーキー鳥が来た!」と喜び、美味しそうに且つ上手に餌さをついばむ姿を眺めては楽しんでいました。
(この鳥は「ヒヨドリ」でした。)
が、ある時カラスがヒヨドリを襲い、餌場を荒し糞公害を撒き散らし・・・。
その結果餌場は撤去しました。

そして現在、生ゴミ収集の日のカラスと私との「対立抗争」が激化しています。
私は生ゴミを金網のボックスに入れて出しますが、ゴミ袋を単に外に置いてある家もある訳で、カラスはそのゴミを食い散らかし、おまけに口にくわえてわが家の屋根の上まで飛んできて「お食事」をすることもあるのです。

何故!?
箒片手に「どこかに行ってよ!」と追い払ってみたものの、どこかの家がカラスの食事場所になる訳ですから、いたちごっこ・・・。
カラスは頭が良いと言いますから、あまり怒ると私を襲うかもしれませんしね〜。
人間様のゴミの出し方に問題がある?
(そうかもね〜。ヤレヤレ・・・。)

山菜取り・キノコ取りが好きだった祖母が、山に入ってキノコを探していた時、
「カラスが私を馬鹿にして『マダカ〜、マダカ〜』って頭の上で鳴いたんだよ〜。」
昔、こんな話を聞きました。

カラスとて野鳥(=愛鳥?)なんですよね〜。
鳥合えず(?じゃなかった)「とりあえず」愛鳥の日にからんだ話でした。

4/25の美音和会演奏会の記事が函館新聞に掲載。

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