心地よい合奏 聴衆うっとり 函館新聞掲載記事より 2004/4/26(月) 

心地よい合奏 聴衆うっとり 〜古典から現代曲まで披露〜

「筝曲美音和会」の定期演奏会が25日、函館市芸術ホールで開かれた。来場した市民は、会場に響くゆったりとした箏の調べに、身を委ねるようにして聞き入っていた。
第52回演奏会「箏の響き」として題して開催。開始前から大勢の市民が会場入りするなど盛況となった。宮崎主宰の弟子ら約20人が出演し、古典から現代曲まで11曲披露した。

演奏会では「平安調風な舞曲」でスタート。艶やかな着物姿の女性らが見事なハーモニーを響かせ、聴衆を引き込んだ。
「ことうた」「三弦と十七弦のための三章」と続き、出演者はそれぞれ、練習の成果を遺憾なく発揮。調和の取れた心地よい合奏に、聴衆も笑顔を見せていた。

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