カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

あなたの喜ぶ顔がみたい by endy

2004/03/11

ども、話しかけにくいendyです。

●最近気に入ったCM

私が音楽を演奏することをやり始めて、もう20年以上の月日が経ちました。
その原動力になっているものは、自分が演奏したときにお客さんが見せてくれる「喜ぶ顔」が大きな部分を占めています。
どんなに疲れていても、どんなにイヤなことがあっても、演奏を聴いてくれた人が「喜ぶ顔」を見せてくれることで、「やってよかった」「またやろう」という気持ちになるものなのです。

これはもちろん音楽をやっている人に限らない話で、いろんな場面で多くの人が同じ気持ちになることができるんだろうなと思います。
そんなことを思わせてくれる、最近気に入ったCMがあります。

●茶柱編

ある6畳ほどの和室で、お爺ちゃんとお婆ちゃんがそれぞれの湯のみを前にしています。
お婆ちゃんがちょっと席をはずします。
するとお爺ちゃんがなぜか自分の湯のみとお婆ちゃんの湯のみを交換します。
お婆ちゃんが戻ってきます。
そして湯のみを持ってお茶を飲もうとしてお婆ちゃんが一言。
「茶柱・・・。」
お爺ちゃんはニコリともせずにどこかを見つめています。

●布団編

小学生の女の子が、夜一人机に向かって宿題をやっています。
布団が2つしかれた部屋で、お兄ちゃんが自分の布団から妹のピンクの布団にもぐりこみます。
今夜は屋根からつららが下がるほどの寒さ。
宿題を終えた妹は寝室に入るなり、自分の布団の中にいる兄を見て、
「お兄ちゃん、どこに寝てんのー」
そして追い出すように
「私の布団に寝ないで、行ってよー」
と兄を押し出します。
すごすごと自分の布団に戻る兄。
自分の布団にくるまった妹が一言。
「あったかぁーい・・・」
妹に背を向けて寝ている兄が微笑みます。

●あのCMだ!

どうでしょう?
そんなにすごいこと大変なことをしなくても、「あなた」の「喜ぶ顔」を見ることはできると思いませんか?
ちょっとあったかい気持ちになったような気がしますよね。

もう「あーあのCMだ!」と気がついた人もいるのではないでしょうか。
これは昨年末くらいから流れているダスキンのTVCMです。
新しいもので「肖像画編」というのもあるんですが、これもいいみたいです。

実際に見てみたい方は下記のページでご覧になれます。
ダスキンTVコマーシャル作品集

●河童の川流れ

実はもうひとつ気に入っているCMがあります。
ちょっと前まで流れていた、TVショッピングでお馴染みのジャパネットタカタの電子辞書のCMです。
なんとなく東京で一人暮らしをしていた時を思い出しちゃうんですよね。
皆さん、「河童の川流れ」ってどういう意味だかご存知でしたか?

河童の川流れは、愉しそうに 遊ぶことではありません・・・。
これも実際に見てもらおうと思ったら、最近の騒動でサイトを休止していました。残念。

3/3、おひな祭りコンサートをやってきました。

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