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私はこのたび、函館音楽協会協会賞を受賞いたしました。
「加奈古さん！協会賞受賞が決まりました！おめでとうございます！」
「・・・・・？ 私がですか？」
私の口から咄嗟に出た言葉です。
私は東京から帰って間もなくのころ、当時の音楽協会会長からのお薦めで入会させていた
だき現在に至っています。
函館音楽協会は、ほとんどが洋楽（クラシック）の先生達が加入している会で、市内に限らず近郊や遠隔地の先生達も所属している大きな会。
邦楽の私が入会している事に、年々「異質な立場の会員ではなかろうか・・・」という不安感？が膨らんでいました。
定期演奏会や記念の会には出演させていただきながらも、
「これでよいのだろうか・・・。」
と思っていた矢先の出来事がこのたびの受賞。
お知らせをお聞きした時は「超びっくり！」でした。
過去から現在に至るまでの私の活動全般と、２００３年の活動とをトータルしての決定という経緯をお聞きし、心底うれしい気持ちでした。
「邦楽家」からほんの少し「音楽家」になれるかも！といった勘違い興奮まで味わっています。
この受賞を大きなステップとしてこれからの活動につなげたいと思いつつも、私はマイペースでしか過ごせない性格。
これからも好きな筝を楽しく弾く自分であり続けたいと思います。
ただ今までと変わることは、音楽協会の先生達と以前よりももっと親密にお付き合いさせ
ていただき、洋楽のことなどを勉強させていただけるチャンスが多くなること。
これは何よりの喜びです。
私事ながら、うれしい出来事の報告でした。
（授賞式は１月３１日です。）
※2003/5/17の函館音楽協会春季定期演奏会のリポート
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