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今年はインフルエンザが猛威をふるっていますが、皆様は、いかがお過ごしですか？
私のお弟子さん達は、風邪ゆえかインフルエンザゆえか、高熱のためレッスンをお休みするとの連絡が最近増えています。
お陰さまで、私は鼻がムズムズするくらいで、今のところは無事に過ごしております。
さて、「風邪」といえば思い出すおもしろ話があります。
母とのチャリティーコンサートの時の話なのですが、母はコンサート当日に運悪く風邪気味になってしまい、唄を歌うと咳が出るので、唄は急遽私にバトンタッチ。
母はハンカチで鼻を拭きながら演奏するという事態になってしまいました。
演奏自体には何ら支障もなく、コンサートはつつがなく盛況のうちに終えられました。が、後日、コンサートに来てくださった方から
「美音和先生は、感情家でいらっしゃるから、感涙を流されながら、演奏していらっしゃいましたものね〜。」
と、いまだ感動覚めやらずといった感想を頂いたのです。
はてさて、私はなんと答えるべきやら・・・。
「あれは、単に鼻水を拭いてただけなんですよ〜。ワッハッハ。」
などど言おうものなら、せっかく麗しい思いに浸ってくださった方の心のガラス窓にヒビを入れてしまうでしょうし、当然ながら、母へのイメージも崩れてしまいますものね。
「ハ〜、エ〜、イヤイヤ、ホホホ。」で事を濁した次第です。
精神力だけでは避けきれない季節の変わり目のすきま風（風邪）。
風にも負けず、風邪にも負けず・・・で頑張りましょうね。
かなこ
※ザ・グレートベアーズ ニューイヤーコンサートをアップしました。
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