カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

バレンタインデーがやってくる by endy

2004/02/12

どうも、TV好きなendyです。

14日はバレンタインデーですね。
皆様、何かご予定はあるのでしょうか?
実はTVは好きなくせに甘いものが苦手でございまして(関係ないか・・・)、チョコレートも年に数回口にするだけで、当然バレンタインデーなんぞ全く興味はございません。

思い出してみるに、初めてバレンタインデーなる風習を意識したのは、小学校の5,6年生の時だったと思います。
その頃は、あからさまに「チョコレートなんてキライだもんねー!」などとは言えず、顔も態度も異常に興奮していたような気がします。
というか当日は教室の中が、何かしら異様な雰囲気をかもし出していたのです。
まだちゃんとした恋愛など経験もしたことのないような子供が、放課後の教室で熱く恋愛論を語っていたような気がしますが、でもなぜかその時に私がチョコをもらったのかどうかは思い出せません。

その後、歳を重ねるごとに甘いものはどんどん苦手になり、晴れて自分の彼女になってくれた女性にも、バレンタインデーには草加せんべいやかき餅をもらうのが通例になりました。

そんな私の記憶の中でチョコレートを最後にもらったのは、私がまだ東京に住んでいる三十路を過ぎた頃のことでした。
それは宅急便で送られてくる、みかん箱の中に入ったチョコレート。
函館の母からのものでした。

「あなたには誰もくれないだろうから・・・」と書かれた手紙を苦笑いしながら読みつつ、食べたくもないチョコを頬張っていました。
ある意味、義理チョコではあるのですが、そんなことをしてくれる母がとてもかわいらしく思えました。
でも私にとっては、一緒に詰めてあった南部せんべいの方がお気に入りで、パンダが笹を食べるが如く、南部せんべいを食べ続けていました。

ある時、ニュースで交番を爆破した事件のニュースが流れている時に、母から電話がかかってきました。
「お母さんね、お前が爆弾しかけたんじゃないかと思って・・・。」
おいおい、あたしゃテロリストかい?

今年もバレンタインデーがやってきます。

1/18のNew Year 筝 コンサートの様子をアップしました。

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