函館の五稜郭公園の藤棚が満開です。
紫色ののれん?のように頭上に見上げ、香りとともに楽しむ憩いの場のひとつ。
スズランは可憐な香り。バラはゴージャス。
花々に限りませんが「香り」は生活に潤いを与えてくれるものですよね。
しかし、時としてこの「香り」が厄介な物になるんですね〜。
「香り」の被害を受けた男性のお話です。
ある年配の男性がとっても楽しみにしていたコンサートに行った時のこと。
『隣の席に座ったご婦人の香水の匂いがひどく気になってどうしようもない。コンサートに耽溺できなかった。香水を使うなとは言わないが限度をわきまえて欲しい。』
という苦情話。
そのご婦人の香りの限度枠と、迷惑を被った男性の限度枠にかなりの差があったのでしょうね。
そのご婦人は嗅覚が鈍感だったのかもしれませんし、男性の嗅覚が超鋭敏だったのかもしれないし・・・。
普段何気なく使っている香水や生活の中における香りのグッズって、ひょっとしたら「迷惑な匂い」になっているかもしれませんね。
私は好きな「香り」をバックに入れておき、疲れたときにはその香りを「癒しグッズ」にしています。
でもその香りが嫌いな人にとっては、ちょっと匂っただけでも「ストレスグッズ」かも。
お食事会の時などには、極力香りを身につけないのがエチケットだと聞いた事がありますが、いろいろな場に共通する公衆道徳の一端なのかもしれないと思いました。
「わきまえる」という個人的感覚の定義って難しいですね。
エチケットの「限度枠」について考えさせられた話でした!
かなこ
※函館新駅舎開業セレモニーにK's
crewで出演いたします。(6/21,22)
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