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異称：雨月 早苗月 多草月
連休も終わり、暦の上では立夏も過ぎましたが、ここ函館の朝はまだ肌寒く、暖房器は今もって活躍中です。
さて、「今年こそお花見に行くぞ！」と張り切っていた私ですが、結局行けないままに桜の盛りは過ぎようとしています。
先日の演奏会の余韻に浸りつつ、残務整理もあり、次に来るコンサートや演奏会が近いもので、その曲の練習もあって・・・と、一日２４時間過ぎるのが早いこと早いこと・・・
家の周囲の雑草も気になっていましたので、「花見」ならぬ「草見＝草取り」もしなくちゃと思い、久しぶりに庭に出てみましたら、スイセンやパンジー、さくら草、木瓜や雪柳の花が綺麗に咲いていました。
青木には真っ赤な実がたくさん成っていて、ツツジの蕾も膨らんでいました。
毎朝ベランダ越しに見ている庭ですが、外に出て庭の隅々にまで目をやると、普段気が付かない植物の息吹きを感じるものですね。
外気に触れ、草の匂いを嗅いでいると、感性も鋭敏になるのでしょうか、いつもは雑草として見てしまうタンポポの黄色も、陽の光の下では可憐な「花」。
まさに花盛りの庭でした。
「桜の下」のお花見ではありませんでしたし、ゴム手袋にゴミ袋という格好でしたが、思いがけない「お花見」が出来ました。
もっとも「安・近・短」な休日を過ごした私でした！
かなこ
※筝曲美音和会 第51回演奏会のリポートをアップしました。
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