(更新は毎週月曜・木曜の予定です)

端午の節句

2003/05/05

今日5月5日は子供の日。
女の子も男の子もみ〜んな「子」。
人間も動物もみんな「親」の「子」。
いくつになっても「子」は「子」。
だから「みんなの日」・・・ということではなく、男の子のすこやかな成長を願う節句。
鎌倉時代〜江戸時代に武家政治の中にあって、男子の誕生を祝う 節句になったとやら。
それまでは季節の変わり目に当たる頃の健康を祈る宮廷行事だったそうですね。
やっぱり「みんなの日」!

♪柱の傷はおととしの〜 五月五日の背比べ〜♪
♪屋根より高い鯉のぼり〜 大きい真鯉はお父さん〜♪
♪甍の波と雲の波〜 重なる波の中空を〜♪

これらの歌詞って、昔の街並みや家並み、家の造りを垣間見ることができてレトロですよね。
世代によっては全然ピンとこない歌詞内容かも。
「柱に傷を付けちゃ駄目よ!」
「柱って何?」かもしれないし・・・

高層マンションの窓に可愛い鯉のぼりを見たりするのが、当然の光景になっている今の時代、家の庭にポールがあって、そこに大きな鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいるなんていう光景は、とても懐かしく目に映りますものね。

家のどこかで眠っていた鯉のぼりを集めて、年に一度泳がせてあげるという様子は、国内あちこちの温泉街や川の町などでもよく見かける風情になりましたね。
函館市内にあるビルでも、まるで大量の洗濯物を干したように(失礼ですみません。)空に泳がせています。

「時代は風物詩を変える。」それはそれで素晴らしい!

さて、今日はちまきと柏餅を食べて菖蒲湯に入らなきゃ!

かなこ

  

※5月のスケジュールを更新しました。

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