(更新は毎週月曜・木曜の予定です)

節分

2003/02/03

今日は節分、明日は立春。
「節分」とは季節の分かれ目の意味で、古くは立夏・立秋・立冬の前日をも「節分」と言っていたとか。

現在は春二月の立春前日の節分が大々的に(?)アピールされていて、豆まきをする厄除け日と認識されているようですね。
年の一番初めの節目の日なのでしょう。

「節」とは区切りになっている竹の「ふし」の意味を表わすそうで、「けじめ」「きまり」のことだそうです。
「節」という文字は、私達が生活する中でよく目にするなじみ深い文字だと思います。
たとえば、関節・調節・節度・お節介・節制・節電・節煙・節食・節水・経費節減・節約・節酒・・・etc.
あらあら、書いてるうちに「不況」がオーバーラップしてきて、なにやら寂しくなってきましたわ。

節分とは「厄=災い=鬼」を払う行事と言われ、古来、節分の夜には鰯の頭と柊(ひいらぎ)の枝を門口に刺し、鬼よけのおまじないをしたそうですね。
鰯は嫌な匂いを放ち 柊は葉先に棘があるので、鬼にとっては苦手なもののようです。
(鬼が苦手だってどうしてわかったんだろう?)
「鬼」とは想像上の怪物で恐ろしいものの代表格。
「鬼の居ぬ間に洗濯」なんて言いますものね。
(この場合の「鬼」って誰なんだろう?)

誰にでも必ずや潜んでいるであろう自身の内面に住む『鬼』。
我々の心の奥底にある潜在的悪『鬼』が一番怖いように思います。

さあ、春の新鮮な空気を吸って、邪気・厄を払いましょうか!
     
「鬼は〜外! 福は〜内!」

かなこ

  

ザ・グレートベアーズ ニューイヤーコンサートをアップしました。

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