■前日のリハーサル

ＮＨＫ函館放送局制作のラジオ番組「どどんと道南ラジオ」の開始1周年を記念しての公開生放送ということで、今回のお話をいただきました。

生放送ということもあり、前日にリハーサルを行うために本番と同じ会場に向かいました。

私が向かった先はＮＨＫ函館放送局。

到着してみると、照明は消え、駐車場にも車はまばら・・・。

「はて？みんなどこにいるんだろう？」と思い、守衛さんに聞いてみたところ・・・

「ここじゃないよ。ロイヤルホテルじゃないの？」

「えぇぇええええ！」

宮崎さんからスケジュールを聞いて、しかも自分でこのサイトのスケジュールも更新していたのに、何故かＮＨＫのスタジオでやるものだと信じこみ、自分の友人たちにもそう話していました。

急いでホテルに向かうと、宮崎さんと齋藤さんがホールの前でニヤニヤ笑いながら待っていてくれました。

まだ私たちの順番ではなかったので、ひたすら恐縮しつつ、ホールを覗いてみました。

中では、今回のゲストの白井貴子さんのリハーサル真っ最中。

■バミる・・・

いよいよ私たちのリハーサルの番が回ってきました。

まずはセッティングなんですが、とりあえず全員のポジションを決めても、本番までそのまま楽器を置きっぱなしというわけにはいきません。

私たち以外にも出演者がたくさんいらっしゃらいますので、私たちがステージを独占する訳にはいかないのです。

そこで楽器をステージ裏に置いて出し入れしなくちゃいけないんですが、その作業は全てＮＨＫのスタッフの皆さんがやってくださるんです。

宮崎さんの箏も「バミリ」といって、ステージの床に置き場所がわかるようにテープを貼って「琴」と書いておきます。（写真右上、はみだし最下段）

　※一口メモ：「バミル」=>「場を見る」からきたらしい（へぇーへぇー）

さすがに譜面台はどれが誰のだかわからなくなってしまったので、「名前を書いておいたほうがいいですね」とスタッフの人に話しておいたところ、後で名前シールを貼りに行ったら既に貼ってありました。恐るべしＮＨＫ・・・。

当日の本番直前になると、ステージ前に全員集合して、真剣な表情で進行の最終チェックをしていました。

やはり生放送ですからねー。しかも楽器も入りますしね。（写真右上）

それにナンといってもＮＨＫですから。

と、まるで小学生の社会見学ツアーの気持ちで見ていました。

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