カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

久しぶりの共演 by かなこ

2005/08/22

北海道・函館に住んで居て「暑い!暑い!」なんて言うのは、もっともっと暑い所に住んでいる方にしてみたら「・・・?」でしょうけれど、今年も「暑い夏」を満喫した感じの函館です。
そんな夏も残りわずかなのでしょうね〜。
朝夕の風は涼しげです。

「夏休み」「夏祭り」「お盆」「終戦60年」「帰省ラッシュ」「総選挙」「地震」「渇水」「新党立ち上げ」・・・等々、今月のニュースも満載でしたね。
そして夏の甲子園。
駒大苫小牧高校が夏の大会2連覇。
日焼けした若者達が人差し指を天に向けての一等賞サイン。
今年はプレッシャーがキツかったであろう「戦い」の中にあって、その指がキュートでとっても愛おしく新鮮に写りました。
千歳空港で待ち受ける人並みにも、高々と掲げられていた人差し指。
「☆祝☆頂点!」の表現は純ですね。
深紅の優勝旗、海を渡る!
若いエネルギーから元気・勇気を貰った気持ちです。
「感動をありがとう!」です。

さて、今年の秋韻コンサートが3週間後に迫りました。
今回のコンサート第2部は若いミュージシャンと共演します。
若いミュージシャンとは・・・一人娘の名緒子なんです。

本人が好きなのか嫌いなのかの是非もなく習わせたピアノ。
通うことを習慣にさせてしまった習い事はピアノ。
5才から始めました。
歌が好き、歌う事が好き、絵や詩を書くことが好き、そして勤勉な娘でした。
函館中部高校時代は軽音楽部・美術部所属。
東京の大学に進学した頃から、作詞・作曲・ライブ活動を開始した様子。  
現在は関東を中心に バンド「ハルネロ」の一員として、また、「705」(なおこ)としてのソロ活動・・・夢を抱いて頑張っています。
(作詞・作曲・ボーカル・ピアノ担当)

2002年夏に芸術ホールのオープンギャラリー(野外)で娘とライブをしたのですが、とっても新鮮で楽しかったんです。
それ以来 久しぶりの一緒の演奏ですし、本格的なコンサートでの共演は初めてです!

「秋韻コンサート」は1989年が一回目の開催。
当時8才だった娘が、心配顔と笑顔でウロウロしながらコンサートに浸っていた姿が浮かびます。
娘が函館に居る時には、どんなコンサートにも付いて来てくれて手伝ってくれました。
「ママ さっきさー、一回間違えたっしょ!」
「変な音あったよね!」などとドキッとする聴きたくもない発言を休憩時間に平然と言う娘に、ムッとした事も懐かしく思い出されます。

今 彼女は彼女の「音楽感」を持って頑張っています。 
一人の若いアーティストの感性から受けるであろう刺激を思うと今からワクワクします。
音楽を楽しみたいとも思っています。

9月4日開催の「ハコダテ・ネオ・ミュージック・フェスティバル」には、「ハルネロ」としてメンバーと一緒に出演させていただき、9月8日にはNHKローカルラジオ公開放送でも演奏させていただきます。
一週間の帰省の中 遊ぶ事は置いといて、ママ(私)と演奏する曲をいっぱい練習して頂戴!と伝えてあります。
お時間の許す方は是非是非お越しくださいませね!

9月のスケジュールを更新しました。

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miyazaki.kanako@gmail.com