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ども、まだ同窓会に出席するか決めていないendyです。
●中学生の引率
先日、修学旅行に来ている中学生の会社見学の引率をした。
近頃の中学の修学旅行は社会見学という名目のもと、旅先で様々な企業を訪問させるらしい。
私の頃は、せいぜいどこかの観光名所で木刀を買うのが関の山だったのに、時代は変わったものだ。
でも考えてみれば、中学時代に会社などという大人の世界に足を踏み入れることはほとんどないわけだから、下手な観光スポットよりも勉強にもなるし、想い出にもなるかもしれない。
●おしゃべり君
生徒さんは3人のかわいい男の子。
3人のうち1人はよくしゃべる男の子だった。
「リーダーとかいるの？」と聞くと、そのおしゃべり君が真っ先に「はい、います。この人です。」と答えた。
なんだか誰がリーダーなんだかさっぱりわからない。
どこにでもいるが、一言多いんだな、彼は。
なんとなく遠い昔の自分を見ているようで、「お前、俺みたいになっちゃうぞ」と心の中でつぶやいた。
●好きなタレント
会社の外にある職場を見学してもらうために3人を車に乗せて案内したのだけれど、車の中でおしゃべり君の質問攻めにあった。
「好きなタレントは誰ですか？」
す、好きなタレントですか？
うーん、こういう場合は何て答えておきゃいいんだろう？と考える前に私はこう答えた。
「今はね、天海祐希。」
「・・・。」
フジＴＶ系でやっている「離婚弁護士」というドラマの主人公、間宮貴子を演じる元タカラジェンヌである。
昨年４月にあの「白い巨塔」の後に何の期待もされずに放送されていたが、予想以上面白く、今年４月から「離婚弁護士２」が始まったのだ。
今これが、私の唯一楽しみにしているＴＶドラマなのだ。
なんてことはどうでもいいが、おしゃべり君は全く守備範囲外だったらしく、「ジジイのいうことはわかんねーよ」とでも言いたげな顔で次の質問へ。
「じゃあー、好きなお笑いタレントは？」
彼は彼なりに私との接点を見つけようとしてるのかもしれない。
●いくつに見える？
「先生はいくつなんですか？」
せ、せんせーですか？アッシが？
「あ、間違えました、どうも先生に見えちゃって･･･。」
いーのよー、先生で。で、何かな質問は、ん？年齢か？
「いくつに見える？」
まるで飲み屋のおネエちゃん相手の返しに、３人は順番にこう答えた。
「うーん、30歳。」
「いや、28だよ。」
「33歳！」
あーら、いい子じゃない、チミ達。
「君たちのお父さんはいくつなの？」
「３８です。」
「あーそれよりはちょっと上かなぁ。」
「えぇー、全然見えませんねー！」
帰りに寿司でも食っていくか？ってな気持ちにちょっとなったりして･･･。
●いくらもらってるか？
質問も終盤になり、こんな質問が出た。
「一体、会社からいくらもらってるんですか？」
ぎょえー！そんなこと聞いてどうするんだ？
「僕もこんな会社に入れたらと思うので、どのくらいもらえるか知りたいんです。」
ふーん、中学生で就職先の給料なんか気になるのかねぇ。
大体チミ達はいくらだったらたくさんもらってて、いくらなら安いと思うのかね？
私は自分の親の給料がいくらだったのかなんて全くわからなかったし、興味もなかった。
それをよりによって私に聞くのか？
えーい、仕方ない、教えてやるよ。私がもらってるのはね、
「五千万。」
「えぇー！」（一同）
まぁ何年かかるかわかんないけど。
※第53回筝曲美音和会演奏会のリポートをアップしました。
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