(更新は毎週月曜・木曜の予定です)

赤い太陽

2003/05/26

先週のある日の早朝の出来事です。
道路の掃除でもしようと思い、外に出てふと空を見上げると、そこにはまん丸な真っ赤な物体がありました。
それはそれは美しく、赤い満月のよう。
薄く灰色がかった空に蛍光塗料でくっきりと○を書いたような太陽。
たとえて言うなら、ルビーグレープフルーツを真半分に切った時に見る赤い果肉を、もっと鮮やかな印鑑の朱肉色にしたような感じ・・・。
「絶対に珍しい現象だと思う!気象台に聞いてみよう。」と思いましたが、ふと数年前の苦い?経験を思い出し躊躇した私。

実は過去にアーチ状の虹とは異なる輪になった虹を空に発見し、「これは珍しい!」と思って函館の気象台に電話したことがありました。
「輪になった虹を見たんですが、これってよく見られる現象なのでしょうか?」という私の質問に、気象台の人からは「ハイ。そうです。」というあっけない答えだけ。
「私って本当に物知らずなんだな〜。」と、己れの無知を恥じたことがありましたので、この太陽に関しても「いやいや、私がこういう太陽を見た事が無いだけであって、多分
一般的な現象なのだろう。」と思うことにしました。

夕刻、出先で友人と一緒に偶然にもこの「赤い太陽」に再度出会えました。
その友人も「綺麗だネ〜!こんな太陽は見たことが無いよ。」との弁。
感動を分かち合えた喜びの時でした。(*^o^)乂(^-^*)

さて、翌日の某新聞朝刊に、この「太陽」のことが写真入りで載っていました!
五月に入ってから道内上空に朝・夕見られる珍しい現象とやら。
昼は白く濁って見えるんですって!
気象台には市民からの問い合わせが相次いだと書かれてました。

珍しい自然現象に偶然出会えたラッキー話報告でした!

  

かなこ

  

函館音楽協会(5/17)、三曲協会(5/18) のリポートをアップしました。

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