平成21年度 ざいだん出前コンサート vol.72                          2009/07/02(木) 函館市立弥生小学校

2009年度の函館市文化・スポーツ振興財団主催 出前コンサートへの出演依頼があり、担当の方から

 
「娘さんとの親子コラボコンサートなどもいかがでしょうね?」

 
という一案を頂きました。
娘の予定との兼ね合いも良し!
「親子コラボ」が実現しました。
会場は小学校の体育館。

過去にも娘とのコラボは経験していますが、毎回何かしらの新しい風を吹かせたい私達なので、約1時間のコンサートをどう進めようかと、選曲やら曲順やら何やらを密に相談。
函館と東京に離れているので一緒に練習は出来ませんが、音楽が大好きな母娘ですからルンルンで計画を立てました。

「春の海をやろうよ!」と娘からの思いがけない提案!驚きでした。
私は過去に尺八は勿論のことフルート・バイオリン・ジャズバンド・吹奏楽とのコラボを経験していますが、キーボードとは初。
「どんな感じになるのかしら?」という興味から「うん!やってみるか!」と即答。

(まず一曲)

娘から「箏は春の海を原曲通りに弾くだけで良いよ!」と。

(ラッキー!)
キーボードがいろいろな音の広がりを加味していて素敵でした。
箏は音に包まれて弾く感じというのでしょうか。
おしゃれな春の海だったかも!

コンサートに来てくれた方達からは「もう一度 聴きたい!」との感想を頂いています。
そして今年は開港150周年の函館。
それにちなんで作った「函館山」というナオコのオリジナルも好評でした。
お客様にも「♪は〜こ〜だて〜」と歌っていただいき一体感!

その他にも いろいろ工夫をして融合しました。

(全9曲 プラス アンコール)
非常に短い練習時間でしたが(トータル9時間くらいかしら?)
クリア出来ました。
ナオコよ ありがとうね。

しかしながら・・・ナオコは譜面を見ないのです。
自分だけがわかる「メモ」をちょこっと置いて弾いていた曲もありましたが、ほとんど何も見ていないのです。
しいて言えば・・・ママ(私)の手を見ながら弾いていたらしいです(笑)。

お客様から「あの小さな紙は 何ですか?」と聞かれましたの。
「彼女の秘密メモです。」と答えておきました☆

某新聞に載った取材記事に「美しく溶け合った二つの楽器〜」と。
そう聴こえましたか!(そうであったと信じますわ。)

財団の皆様には多々お世話になりました。
演奏することにだけ集中できるという場は奏者として感謝です。
お客様の目に耳に 今回の「コラボ」はどう映ったのでしょう?
まずは一件落着!

プログラム

1.愛のあいさつ (箏とキーボード)=エルガー作曲
2.春の海 (箏とキーボード)=宮城道雄作曲
3.赤い靴 (箏とキーボードとカナコ歌とナオコハモり)=童謡
4.赤い靴 (ナオコ弾き語り)=ナオコ作詞・作曲
5.絵画になりたい〜海のみえる場所 (箏とキーボードとナオコ歌)=ナオコ作詞・作曲
6.函館山 (ナオコ弾き語りとカナコの合いの手&皆様の歌)=ナオコ作詞・作曲
7.人生のメリーゴーランド (箏とキーボード)=【映画 ハウルの動く城より】
8.少年時代 (箏とキーボード)=【映画 少年時代より】
9.Summer (箏とキーボード)=【映画 菊次郎の夏より】
Enc.カントリーロード (箏とキーボードとカナコ&ナオコ歌)【映画 耳をすませばより】

 

photo by yagi, reported by kanako