北海道教育大学函館校、国際交流事業「日本文化実習」              2007/1 宮崎宅

12月上旬から始まった「箏実習の授業」。
今回は11名の留学生さんが参加しました。
昨年の私のコンサート「秋韻」に来てくれた学生さんが多かったので、箏の弾き方や演奏する姿勢などは既に把握してくれていました。
初回の授業の時、箏爪を付けて弾く事の難しさが大変だった様子でした。
「こういうものを指に付けて弾くのか!」といった感じかしら?

十三本ある箏の弦。
弦の場所を覚えることと基本の弾き方を練習することから始めて、左手のピチカート奏法や押し手で音を変えることなども学習してもらいました。
合わせ爪や押し手でオクターブの音を生む。
そういうことを覚えた学生さんは、自分なりに表現をし始めました。
前奏と後奏を付けて「さくらさくら」を弾けるまでになり、5回の授業で完璧になった「さくらさくら」。
それぞれが弾く弦を変えてハーモニーを奏でたり、グリッサンド奏法が好きらしく(笑)それを加えての演奏だったり、みんなで工夫し始めた「さくらさくら」の合奏。

ラストの日は、驚くほどとってもとっても真剣でした。
そして綺麗なハーモニーになりました。
自分達の演奏をビデオに納めていました。
良い想い出になることを願っています。
次回は春に新しい留学生さんが来る予定です。

みんな真剣な表情・・・

▲真剣な眼差し・・・

みんな揃って記念撮影

 

reported by kanako