筝・木管フルート & ペシェ・ミニョン in 若松  2006/11/05(日) 18:00 割烹旅館 若松 大広間

オンパク最終日11月5日(日)、湯の川・若松の大広間で演奏してきました。
老舗の割烹旅館・若松は、玄関前の風情からして歴史を感じさせてくれる落ち着いた雰囲気でした。
そして品格のある調度品・照明、金屏風・・・風情のある厳かな品々。
以前、お食事に行ったことがあり、その時もワクワクと緊張が適度に身を引き締めてくれましたが、今回もそうでした。
背筋が伸びる・・・とでも言うのでしょうかね。

この日 私が参加した催事は「箏・木管フルート&ペシェ・ミニョン in 若松」。
フルートは松石 隆先生、箏は私。
松石先生の奥様がいろいろ気を配ってくださいました。
心強い「アドバイザー」!
そして八木楽器店の三代目・英樹さんは写真を写してくれたり、私の楽器の準備などなど、大忙しで活躍してくれました。

大広間の入り口(引き戸)を開けると大海原・・・と申しましょうか、波が寄せては返す映像と見間違えるほどの『景観』がいきなり目に飛び込みます!
「海!海!海」「波!波!波!」
晴天に恵まれポカポカ陽気に恵まれ、まさに「恵まれた日」でした。
心が開け放たれる感覚!(私は海が大好きなんです!)
波の音を遠くに聞きながら・・・という贅沢な心地で演奏出来ました。
お客様は51名様おいでくださったようでした。
私の知り合いやお弟子さんも来てくれていましたが、ほとんどは知らない方達。

プログラムは、
・春の海(箏&フルート)
・あやにしき(箏ソロ)
・風によせつ三つの前奏曲(箏&フルート)
ここでティータイム!
ペシェ・ミニョンのお菓子はとても美味しかったんですって!
(参加したお弟子さんから聞きました。)
休憩後 フルートソロ ラストは「萌春」、そしてアンコールは「夢」
松石先生のわかりやすい解説を交えてのコンサートは、和やかで落ち着いたひとときだったと思います。

終演後 総料理長、阿部様の心尽くしのお料理をご馳走になるという、思いがけないホッとした時間も頂戴しました!
松石御夫妻、オンパク関係のS様、H様、八木楽器店さん、私の6名による「オンパク談義」等に花を咲かせながらのひとときも楽しい時間でした。

10月21日〜11月5日まで開催された「湯の川オンパク」という催事は、安らぎと新鮮さと驚きと発見と・・・などなど、参加した方達はこの企画を充分楽しまれたことと思います。
私自身 思いがけない場所での思いがけない出会いと、思いがけないシチュエーションは、本当に新鮮でワクワクする「出来事」でしたもの!

来年は4月開催とか!
またまた楽しい「オンパク」になることでしょうね!

reported by kanako. photo by yagi.