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■「弾く」のではない「音楽」へ
毎年、４月の演奏会に向けて３月から集中練習に入るのですが、茶菓を囲んでの賑々しいおしゃべり時間と、真剣にお互いの演奏を聴き合う時間の切り替えは小気味良く、緊張とリラックスの交差が充実感を生むのでしょうか、練習の度に単に「弾く」のではない「音楽」に成長していきます。
そういう光景を眺めることも私の楽しみの一つです。
都合で出演できなかった方々は、受付や裏方をかいがいしく機敏に手伝ってくれました。
うれしい事でした。
励ましあい触発しあって練習を積み重ねた演奏は、結局は一発勝負。
あっという間に過ぎた三時間少々の演奏会でした。
大勢のお客様の拍手をいただきながら無事終えられました。
ご来聴の皆様には深く感謝いたします。
普段のお稽古が再開し、演奏会当日の感想をいろいろお聞きしています。
「来年も頑張ります！」
「思ったより緊張しませんでした！」
「来年はどんな曲を弾かせてもらえるんでしょう？」
「楽しく弾けました。」
「練習の時よりもマズカッタかも・・・。」
「元気で居たら来年も出ます！」等々。
今年の筝曲美音和会主催行事のひとつは終わりました。
続くは７月２３日（土）、尺八家・菅原久仁義先生をお迎えしての『筝アンサンブルライブ』。
そして９月１０日（土）には宮崎加奈古のコンサート『秋韻』。
秋には門下生勉強会（お食事会）も予定しています。
日々是好日。
門人の方達と共にナチュラルに力まず励みたいと考えています。
演奏会終了報告でした。
かなこ
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