カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

盛夏の候 by かなこ

2005/08/08

昨日8月7日は「立秋」、そして仙台七夕まつり。
&鼻の日、花の日。
今日は8月8日 ハハの日(母の日)?ではありませんで、笑いの日なんですって!=ハハハハハハって?

8月の時候の挨拶は「残暑の候、〜」。
すでに「残っている夏」「残されている夏」の「夏」感覚じゃなきゃいけないんですかね。=決まり?
函館の夏は実に短い!
私は「真夏」だとしか思えない「8月」ですわ!
残暑でもなんでも暑いことは暑い!暑さは変わらない・・・。
「吹く風に秋の気配を感じる今日この頃」はまだまだ先なのです!(きっと・・・。)
だから真夏なんです。(きっと・・・。)

8月って重い月に感じます。
8月6日 広島に原爆が投下され、8月9日は長崎に原爆が投下された月。
テレビに映るる原爆ドームと平和記念式典。
その映像を見ながら「黙祷」をささげる8月6日朝8時。

消し得ないおぞましい記憶を語り、戦争という非人道的行為の愚かさを後世に伝える生き証人の方達も少なくなってしまったとの新聞記事。
平和を祈る記念式典のテレビ映像に映る陽炎のようなゆらめく空気の流れが、灼熱の苦しみを想像させるようで震撼とするんですよね。
苦しい戦禍によって命を失った人達。
戦争が終わった8月15日であって・・・。

「戦争があったという事実。」
「こういう戦争だった、と語り継ぐこと。」
「戦争は悲惨なものなのだ、と知らしめること。」
どれも大切なこと。
でも「知らされること。」であるだけではなく
「より深く知ろうとする心」を持つ「戦争を知らない子供達世代」であるべきなんですよね。
「平和」を考える心も育つでしょうから・・・。

戦後60年。未だ負の遺産は消えない訳ですし、風化させてはいけない訳ですし。
8月って「考える月」であるべきですかね。

9月のスケジュールを更新しました。

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