カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

おニューの曲 by かなこ

2005/01/31

29日・30日の両日、音楽協会と三曲協会の新年会でした。
「あけましておめでとうございます・・・と申し上げたものの、もう1月も終わりますね〜。」
のご挨拶。
今日31日を以って2005年の1月は去りゆく・・・。
来る節分(2月3日)のお豆の用意などはなさいました?
先日友人が遊びに来て、
「節分の豆ってさ〜、歳の数だけ食べるんだもんね!」
と言った瞬間、「あッ!」という顔で私の母を見たのでした。
(母は今年満90歳=90個?)

さて、私は今、ある若者が作ったおニューの曲を練習中です。
北海道教育大学教授S先生から、函館校音楽科大学院生のI君が筝の曲を作曲するための方策の一つとして、私が筝のアレコレをI君に伝えるというレッスンをしてくれませんかというお話をお受けした事がきっかけで、I君の卒業作品2曲を演奏させていただくことになったのです。卒業演奏会

12月下旬に譜面をGet。
I君からはヒント音源も届いたのですが、一回目の合奏練習には立ち会ってもらえず、霧に包まれながら模索。
なんとか曲らしく?勝手にまとめてみたのでした。
二回目は28日夜。
この時は作曲者I君も同席。
テンポや強弱のいろいろ、曲想などの総チェックを受け、少し「音楽」が見えてきて安堵。

2月2日は大学の一室での試験。
まずそこで演奏します。
そうして2月12日は卒業演奏会で演奏します。
作曲者の思いやその曲のイメージ・伝えたいことなどを把握して演奏する余裕期間は少ないものの、なんとか後味の良い演奏をしたいもの・・・と願っています。

若い学生さんの多彩なステージの中に、オバサンが二人(私と庄司さん)が現れる訳です。
ちょっと気恥ずかしいながら、若いエネルギーをいただいて若返られるかも!

ちなみに2曲共に三重奏(筝2パート+十七弦)。
第ニ筝は教育大函館校の学生Kさん。
第一筝は私、十七弦は門人の庄司さん。
このトリオでの演奏です。
2曲共に音がいっぱい詰まったユニークな曲で、なんとなく「新鮮」です!

気ままに筝ライブ vol.2 のリポートをアップしました。

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